令和8年度伊根町教職員研修会において、福畠真治ユニット長が講演を行いました

2026年5月8日(金)、伊根町の教職員を対象に開催された令和8年度伊根町教職員研修会において、福畠真治ユニット長が、「伊根町ならではの教育」をテーマに講演を行いました。

前半では、学校の「特色」や「魅力」を、地域資源を活用した個別の取組としてのみ捉えるのではなく、「何のために行うのか」「どのような子どもを育てたいのか」を教職員間で言語化し、共有することの重要性について説明しました。また、次期学習指導要領に向けた議論や先進事例を踏まえながら、他地域の取組をそのまま導入するのではなく、伊根町や各学校の実情に合わせて「翻訳」し、持続可能な形で展開していく必要性を示しました。

後半では、教職員や地域の関係者が「同じ方向性で進む」とはどのようなことかについて考えました。教職員一人ひとりが異なる経験や教育観、子ども観を持っていることを前提として、対話を通じて互いの考えを丁寧に言語化し、全員にとっての「正解」を求めるのではなく、共通目的に基づく「納得解」を形成していくことの大切さを共有しました。

参加者からは、「『言語化する』という言葉が一番印象に残った」「教職員や地域との対話を通して、目指す子ども像を具体化していきたい」「小規模校だからこそできる丁寧な関わり合いを大切にしたい」といった感想が寄せられました。また、地域資源を生かした教育、小中学校の連携、教職員間の意思疎通、持続可能な取組などを、今後の教育実践につなげたいという声も多く聞かれました。

本研修会は、伊根町の教育がこれまで大切にしてきたものを改めて捉え直すとともに、教職員と地域が共有できる将来像を言葉にし、その実現に向けた一歩を考える機会となりました。

本ユニットでは今後も、地域の実情や学校固有の課題を踏まえ、対話と協働を基盤とした持続可能でレジリエントな学校組織づくりを支援してまいります。

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